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タマゴダケ

お盆突入です。さすがに観光地だけあって、車が倍増、今年は特に高速料金がものを言っていそうです。

那須はずーっと天気が悪く、この前からやっと夏らしいひざしがちらほら。でも、地元の人たちと、那須の今年の夏はないかも、と。いつも8月下旬にはもうとんぼが飛び、風が秋らしくなってくるので、本当に短い夏になりそうです。

さて、7月の終わりに、素晴らしく素敵な楽器、スティールパンのコンサートがありました。その楽器の先駆者でもあり、世界でも第一人者の原田さんの、楽しいトークや、そして実際に体験させてもらったりと、魅力満載のコンサート、倍音成分のすごく多い音が弦楽亭の天井から降ってきて、ナチュラルトランス状態になりました。人が少なかったのがとても残念、本当に良いコンサートだったのですが。

そうして、8月には、世界のヴァイオリニスト・カントロフの愛弟子の登場です。ルーマニアからの来日、美形でその姿にも惚れぼれしそうです。もちろんヴァイオリンも楽しみ、サンサーンスのロンドカップリチオーソは、姉のコンクールの曲で、よく聴かされました。エネスコのソナタもとても楽しみ、ものすごく深い考えられないくらい素晴らしい曲、とピアニストの上田さんがおっしゃっています。たくさん人が来てくれるとよいのですが。
タマゴダケ_c0133041_18532840.jpg

そうそう、弦楽亭の臨時駐車場のちょっと奥に、タマゴダケがありました。小人の住処のようなおとぎの国のきのこみたい、赤い色がきれいで、とてもかわいいです。これ、食べられるんですよ、美味。父が腕をふるってイタリアンっぽくコンソメ生クリーム煮込みにしてくれました。ちょっと独特ですが、滋味深く。

そのちょっと前には栃木で有名、チタケ(チチタケ)もとれたんですよー。お味噌汁にしたら美味しかった。

弦楽亭のまわりは、相変わらず自然の恵みがいっぱいです!

(by 靖奴)
# by genrakutei | 2009-08-13 18:55

スタインウエイ

6月も素晴らしいミュージシャンに出会えた事に感謝!!
--> ブラジルギターの第一人者、渡辺さんと、才能豊かなトロンボーン奏者佐野さんが、6月に来てくれました。フォルテの音ではなくピアノの音を究めたい、というスタンスがとても素敵、弦楽亭にすごーくマッチしていました。佐野さんの口笛教室もよかった!(靖奴)

音楽にジャンルの分け隔ては無いといつも思っているんだけどまさしく
弦楽亭でやる月一回の主催のコンサートは良い音楽のオーラでホールが一杯
喜んでいるって感じがします。

そんな時にスタインウエイのピアノB211というのがやってきました。
オーナー三人で惚れ込んで出会いというのはこういう所にもあるんです。
ピアノという楽器はわりと身近にあったりして何がいいかってよくわからないって
事もあるんだけど試奏した時この楽器が弦楽亭で響いたらどんなにいいだろうと
音そのものもいいんだけど状態、ケアをしてくれる人脈が揃って、ここに来るべき物
と感じた結果ですね。


先日そのお披露目コンサートをしたんだけどピアニストがこの子はいい子だいい子だと
褒めちぎってチェロの晶と私が加わってピアノトリオでコンサートをして
また一つ弦楽亭で誇れる者が来ました。


いい音です。

そんな出会いに感謝!!!!!   


by春奴
# by genrakutei | 2009-07-07 22:06

猛省

猛省_c0133041_11111874.jpg那須は、あっというまに緑いっぱい、日に日に濃くなっていきます。
山つつじももう終わり。これから、湿気の怖い梅雨に入っていきます。

さて、4月には、以前にもグループで来てくれていて、その声質の素晴らしさにオーナー一同ほれ込み、ぜひにとお願いしたソプラノの藤戸さんと相棒のピアノの根岸さんの、軽やかなミニコンサートがありました。
歌は、本当にからだにびんびん響きます。弦楽亭の木も共鳴しているようで、素敵でした。彼女たちのこれからの活躍がとっても楽しみです。

そして、とっても落ち込んでしまったことがありました。その独特のジャズの世界を楽しみにしていた、中村さんと藤原さんのジャズデュオナイトを、いろんな事情があり、中止させていただいたことです。関係者の皆さん、アーティストのお二方、そして楽しみにしていただいていたご予約のお客様、本当に本当に申し訳ありませんでした。

個人経営のホール運営、主催、企画、難しいものと、改めて痛感。こういうことは、音楽そのものをなんだか足蹴にしたようで、もう二度と起こさないよう、きつく戒めています。精一杯の努力。がんばります。

by 靖奴
# by genrakutei | 2009-05-24 11:11

民族の血

民族の血_c0133041_17495118.jpg
1月に、春奴の高校からの同級生、同じ大学出身で、今は雅楽の分野で活躍されている中村さんの篳篥(ひちりき)のコンサートがありました。みんなで一緒に吟詠したり、日本伝統の音楽を肌で感じたひととき。篳篥の音は、日本の血の叫びのように、ぐっと迫る、表現豊かな音で、こんな音だったんだと、目からうろこでした。

そして、彼女の扮装は、これもまた、日本古来の着物。ああ、日本人だぁ。

さて、2月には、お近くの、モンゴルをフィーチャリングした宿泊施設のテンゲルが、そこで演奏されている馬頭琴とお琴の夫婦と、さらにホーミー(同時に2つの音を口で出す)奏者による、モンゴル楽器によるコンサートを、弦楽亭で開催されました。みなさんモンゴルの方です。このご夫婦は、2年前のまだ弦楽亭が始まってすぐのころにも、一度コンサートされています。その後モンゴルに帰国され、演奏にますます磨きをかけての、再登場です。雄大な草原、馬のいななき、モンゴルの民族の、脈々と伝わるいろいろな色彩が、弦楽亭に広がりました。

彼らのモンゴル衣装も、伝統的な、民族衣装。

民族の血_c0133041_1750599.jpg

それぞれに、持っているいろいろな伝統や古来から伝わる心、大切にしなくては、と改めて思いました。

でも、中東紛争が続いているのも、結局は民族の血、いいことばかりだとよいのに。

(by靖奴)
# by genrakutei | 2009-02-22 17:54

すっかりご無沙汰のブログです。今年はもう少しまめにアップデートしなくては。

さて、弦楽亭の昨年9月は中国楽器のミニコンサート、10月はマリンバの大石真理恵さんとそのお友達(ファーカッション、ドラム、ギター)のコンサート、11月は芸ストによる鼻歌モーツァルト、そして12月は私と晴奴のデュオ、と月1回の主催コンサートを無事終えることができました。

頻繁に来ていただいている方から、都合がついて遠方から来ていただく人、都度、何人か集まっていただき、すっかり主催コンサートも定着したのかな、と思います。

今年も、引き続き、魅力的なアーティストの方々をお呼びする予定です。
案内のはがき、ちらし、そしてWEBなどで随時お知らせしていきますのでぜひお越しください。

また、昨年は、貸しホールで、いろいろな、素敵な催しもののお手伝いができたこと、嬉しく思っています。今年も、そうして、いろいろな用途にぜひ弦楽亭を活用いただければな、と思います。

弦楽亭を建てたときからの大事な守り神、那須温泉神社に、今年も初詣にいってまいりました。
那須の冬は、雪も多く、寒いですが、山が綺麗で、空気が静謐、空が広くて、好きです。

今年も皆様にとって良い年でありますように。 明けましておめでとうございます。_c0133041_11264288.jpgby 靖奴
# by genrakutei | 2009-01-04 11:27